少し古い話、パート2☆
前回の記事の翌日のお話です。なかなかできない体験でした(^^;;
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7月24日(日) 12:30開演 自由劇場 千秋楽公演
■ 出演者 ■
アップリケ : 江上 健二 ホック : 手島 梓
王様 : 岡本 隆生 王妃パジャママ/フリルフリル:はにべあゆみ
王女サテン : 曲木 佐和子 王女の恋人デニム : 玉城 任
外務大臣モモヒキ:田中 廣臣 内務大臣ステテコ : 神保 幸由
運動大臣アロハ: 坂本 剛 ペテン師スリップ : 井田 安寿
ペテン師スリッパ:栗原 英雄 眼鏡屋ピンタック : 菅本 烈子
衣装大臣チェック:藤井 智子 戦争大臣ブルーマー: 山崎 義也
<男性アンサンブル>
内田 孝志 熊谷 崇 小林 匡人 二見 隆介
<女性アンサンブル>
藤津 愛弓 上原 のり 石野 寛子 磯谷 美穂
市川 友貴 中山 菜穂 前川 遙子 光武 礼子
村上 久美子 和田 翔子
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はだかの王様
この公演については、当日までにちょっとした出来事がありました。
そのお話から。。。
はだかの王様を観るのは初めてだったので、俄然やる気でチケットを取りました。
日曜日だし、夏休みで子どもはいっぱいだろうし、いい席が取れるか不安だった
のですが、何とか3列目のセンターブロックといういい席が確保でき、喜んで
おりました。
すると、公演の2~3週間前でしょうか。
平日私が仕事に出ている時に、劇団四季から電話があったというのです。
何でも、私がチケットを取った3列目を、演出上急遽取り外すことにしたので、
チケット代を返金して、別の席を用意するので勘弁してもらえないかとのこと。
仕事から帰って、電話を受けた母から話を聞いたときは、
「あんなに頑張っていい席を取って喜んでいたのに。
チケット代を返してもらっても、納得できないよ~!!
だったら、最初から売らなきゃいいのに!!(`ヘ´) 」
…と怒りモードでした。
翌日(…だったかな?)、仕事休みの土曜日午前中に改めて電話がありました。
電話口で一生懸命申し訳ないという気持ちを表しつつお話くださる男性。
最初は「文句の一つも言ってやろう。」なんて思っていた私ですが、
「代わりのお席が少し後ろになってしまうのですが、6列目のセンターブロックで
用意させていただきます。」という言葉にピピッ!!
え?6列目のセンター?結構いい席じゃない?
それが無料で観られるんなら、かなり得じゃないですか!
…と気をよくして電話を切ったのでした。
さて、観劇日当日。
劇場前にテーブルが出され、返金手続きが行えるようになっていました。
早速そこにいた四季の方に話をすると…。とても丁寧な対応。そして、
「今回のことを出演者も気にしておりまして、メッセージを添えさせて
いただきました。」
というではありませんか!!
しっかりとした封筒に王冠のシ-ル。
ドキドキしながら中を開けてみると…。
お詫びの文章の下に、出演者の直筆サインが!!
王様役の岡本隆生さん、
ペテン師スリッパ役の栗原英雄さん、
ペテン師スリップ役の井田安寿さん、
お3方のサインまで。。。
四季の懇切丁寧な配慮に脱帽!!でした。
最初は怒りだったのに、最後はかえっていい体験をさせてもらったかも?
…なんて、思ってしまう、単純な私です(^_^;
さて、舞台の内容はどうだったか??の方に行きましょう。
誰でも知っている「はだかの王様」のストーリー。
もともとのお話がとても楽しめるものなのですが、さらに楽しめました☆
まず、役の名前が面白い!!
衣装が大好きな王様ということで、サテンだのデニムだの、アロハにチェックに
モモヒキ、ステテコ!?
それだけで、笑えるけれど、それぞれのキャラクターもいい味を出していて
楽しかったです。
私がいいなと思ったのは、王女サテン。
とっても可愛くて、子どもが憧れるお姫様って感じでした☆
歌も綺麗な声でよかったです♪
そして、ペテン師の2人♪
ダンス&演技ともにさすがです!!
一応悪役(?)なのに、全然嫌な印象にならなかった。
さらに、何と言っても運動大臣アロハ!!
最高です!!笑えました☆
派手な衣装とスタイル、そして派手なアクション。
最後のふんどし姿で走りまわるところも最高でした☆
演出や舞台装置などもよかった☆
機織のシーンで踊るお針子さんたちのバレエが素敵でした。
私もバレエを習いたいと思ったくらい(笑)
あと、ファミリーミュージカルでは多い演出なんだと思いますが、
観客の皆さんも一緒に歌ってください!!ってヤツ。
あれはいいですね。
しかも今回は「幕を開ける歌」3回くらい歌ったか??
さらに「王様ははだかだ」の歌。
どちらの歌もちゃんと1フレーズずつくらいで練習しちゃうのがスゴイ。
前日に観たマジョリンでも歌を歌いましたが、
練習は2回くらいでしたし、全部続けて歌う感じだったので。
しかも歌詞カードは、それ自体がパンフレットのようになっていて、
立派な物でした。こんな感じ↓↓↓
さて、3列目が取り外されて、どんな感じで使うのだろう??と
興味津々で待っていました。
最後の最後に、ホックが、
「王様は何も着てない!」
と言って、王様を取り巻く皆が慌てふためくシーンで、皆が
観客席に下りてきて、観客に「本当?」「着てない?」なんて
語りかける演出がよかったです。なるほどと思いました。
当たり前だけど、子ども中心に話かけてくれるので、
私も子どもになりた~い(>_<)なんて思っちゃいました。
自分の子ができた折には、是非連れてきたいです。